自分の足に合ったフィンの選び方

目次

失敗しない!フィンの選び方

マスクや他の器材同様、フィンも様々なメーカーさんから様々な形や材質のフィンが発売されていて、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回はダイビングで使用するフィンの選び方をご案内です。

フィンの名称を覚えよう

ダイビングフィン 選び方

ストラップ

ストラップフィン独自のパーツです。
ストラップを締めることでブーツを履いた足とフィンとのフィット感を生みます。

バックル

調節したストラップの長さを固定します。

ポケット

足をいれる部分です。

ブーツポケット

ブーツを履いた足をいれる部分です。

リブ

フィンキックで捉えた水を横に逃さない様になっています。
また、フィン自体の横滑りやブレードのねじれを解消しています。

ブレード

フィンキックの際に水をとらえる部分です。

フルフットフィンとストラップフィン

ダイビング用のフィンには大きく2つの種類があります。
素足で直接はく『フルフットフィン』と、ダイビングブーツを着用しその上から装着する『ストラップフィン』。
この2つのフィンの違いに関しては、『どちらがいいか?』ではなく、自分のダイビングスタイルに合わせて選んでいただくのが重要です。
できることなら両種のフィンを持っておくのがベストです。

1フルフットフィン


ダイビングフィン 選び方画像出典:GULL

基本的には素足で直接履くことが多いのでブーツを持ち運ぶ必要がなく、荷物がコンパクトになる。
というのがメリットです。
また、かかとまでしっかり覆われるので、フィンとの一体感が生まれ、蹴り心地が良く蹴った力が効率よく伝わり推進力を生み出します。

サイズがSやM、Lなどの大まかなサイズ分けになっているので、ジャストフィットするものを探すのは難しいかもしれませんが、最近ではフルフット用の生地が薄いブーツやソックスを使いフィット感を出す方法もあります。

フルフットフィンは沖縄など暖かいリゾート地でのダイビングや、ボートダイビングをメインで潜っている方にオススメです。
沖縄のインストラクターの8割(主観です)はフルフットフィンを使用しているのではないでしょうか。

2ストラップフィン

ダイビングフィン 選び方画像出典:GULL

かかと部分のストラップでサイズを調節することができ、『着脱しやすさ』と『フィット感』を両立させた、ダイビング初心者にも使いやすい定番タイプ。
ストラップフィンはダイビングブーツが必須になりますので、フィンと一緒に揃えるとよいでしょう。

『ストラップフィンはダイビングブーツが必須』この特性から、フルフットに比べるとブーツという荷物がどうしても増えてしまいます。
しかし、ブーツの上から直接捌けるのでゴツゴツした岩場などのダイビングスポットでは威力を発揮します。

ストラップフィンはビーチダイビングをメインで潜っている方にオススメです。

フィンの材質による違い

ダイビング用のフィンで使用されている主な材質は『ゴム』『プラスチック』『ウレタン』の3種類です。
最近ですと『カーボン』や『グラスファイバー』といったものを使用している物もあります。
今回はダイビングでよく使用されている『ゴム』『プラスチック』『ウレタン』の3種類のフィンをご紹介します。

1ゴム

ダイビングフィン 選び方画像出典:GULL

しなやかで弾力性があるゴムフィンは日本人ダイバーに人気です。

ゴム製のフィンはフィン自体に浮力がないので、力のない方でもフィンの重さを利用して、軽い力でラクに蹴り下ろすことができます。
また、足が浮かずに安定感があるため、ドライスーツダイビングや水中撮影がメインのダイバーさんにオススメです。

プラスティック製に比べると、蹴り心地がよい点も魅力的なポイント。

当店ではRyoもSenaもゴム製のフルフットフィンを愛用しています。

2プラスチック

ダイビングフィン 選び方画像出典:TUSA

お洒落なデザインのものが多く、日本以外では最もシェアのある材質です。

プラスチック製のフィンといっても、プラスチックと他の材質(ゴムやウレタン)を複合させた製品が主流となっています。

硬くて扱いづらいイメージを持つ方もいますが、最近ではラクに蹴れるよう設計されたモデルが多く、初心者にもおすすめです。軽くてブレードがやや長いものが多いです。

浮力が高いためやや潜りづらいとうい感想を持つ方もいます。

3ウレタン

ダイビングフィン 選び方画像出典:TUSA

優れた耐久性を誇る高品質素材ですので、あらゆるシーンでもタフにお使いいただける高耐久フィンです。

他のフィン素材に比べて透明性や光沢感に優れており、高級感ある美しい質感も魅力のひとつです。

ゴムフィンのしなやかさとプラスチックフィンのデザイン製の両方のいいとこどりをしているのがウレタン製のフィンです。

フィンが自分の足にフィットしているかの確認方法

ここまでフィンの種類や材質の特徴を紹介してきました。
次はフィンの選び方を紹介します。
フィンはメーカーによってサイズ感も違います。
フィンに関しては特に実際にものを履いて選ぶ様にしましょう。

フルフットフィン

ダイビングフィン 選び方画像出典:GULL

1・フィンに実際に足を入れてみてサイズ感のをチェック。
2・フィンに足を入れた状態で実際に足を振ってみてフィット感をチェック。
足を振った時にフィンが外れなければ大丈夫です。

近くにダイビング器材を取り扱っているお店がなく、通販で購入する際は少しだけ大きめのサイズを選びましょう。
サイズが大きい事に対してはフルフット用のブーツを着用する事で対処できますが、小さいサイズのものは対処方法がありません。

フルフットフィンを裸足で履く場合、最初はおそらくフィンズレに悩まされると思います。
これまで様々なフィンを履いてきましたが、フィンズレをしなかった記憶がありません。。。
使っていくうちにゴムが足に馴染み、フィンズレはなくなります。

ストラップフィン

ダイビングフィン 選び方画像出典:GULL
ストラップフィン
1・まずはブーツを選びましょう。
欲しいフィンに目星がついているのであれば、フィンのメーカーと同じメーカーのブーツをオススメします。
2・ブーツを履いた状態でストラップフィンに足を入れてみましょう
3・ストラップを締めたら、実際に足を振ってみましょう。
ブーツとブーツポケットの間に隙間がなく、キックをした際にフィンがぐらつかなければ大丈夫です。ストラップフィンのストラップの形状は、同メーカーのブーツの形状を意識して作っているものが多いため、フィンとブーツは同メーカーで揃える事でフィンとのフィット感が増し、キックの力を推進力へとスムーズに伝達できます。

 

    自分に合ったフィンの選び方 まとめ

    万座 ファンダイビングダイビング初心者の方で初めてフィンを買うという場合は汎用性が高いストラップフィンの購入をオススメします。

    ストラップフィンはボートエントリーでもビーチエントリーでもどちらでも問題なく利用できますし、フィンの脱着がスムーズにできることも初心者さんにオススメの理由です。
    ストラップフィンを最初に購入し、フルフットを後から買い足す流れがいいと思います。

    重さやしなり具合など、自分の脚力に合ったフィンを使用することも、ダイビングをストレスなく楽しむためには重要です。

     

    合わせて読みたい!自分に合った器材の選び方!!

    この記事が気に入ったら
    フォローしよう

    最新情報をお届けします

    Twitterでフォローしよう

    おすすめの記事