過去2回『ファンダイビング参加に必要なcカードとは』・『ダイビング指導団体の選び方』
と、Cカードについてやダイビング指導団体についてご紹介させていただきました。
今回は過去の記事の中に出てきた『WRSTC』と『ISO』についての記事を書かせていただこうと思います。
目次
WRSTCとISO
今や世界中で楽しまれているスクーバ・ダイビングですが、世界各地でオリジナルのダイビングライセンス講習が行われてしまっては、その土地土地で新たにCカード取得の為の講習を受けなくてはなりません。
Cカード発行の背景となっている指導基準が、広い範囲で使われ、認知されている事が、そのCカードの広域性につながる。世界の多くの国や地域で同一の指導基準が使用されていれば、その基準に基づいて発行されているCカードは、同じように「世界の多くの国や地域で通用する」のです。それが「WRSTC最低指導基準」と「ISOダイビング基準」です。
WRSTC最低指導基準について
WRSTCの正式名称は『World Recreational Scuba Training Council』といいます。
WRSTCは、1997年1月12日にアメリカフロリダ州オーランドでWRSTC設立に関する最初のミーティングが開催され、下記4地域の指導基準管理普及組織の賛同を得て設立された、国際組織です。
・RSTCカナダ
・RSTCアメリカ
・Cカード協議会(日本)
・RSTCヨーロッパ
WRSTCは、1997年1月12日にアメリカフロリダ州オーランドでWRSTC設立に関する最初のミーティングが開催され、下記4地域の指導基準管理普及組織の賛同を得て設立された、国際組織です。
・RSTCカナダ
・RSTCアメリカ
・Cカード協議会(日本)
・RSTCヨーロッパ
ISOダイビング基準について
ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)の正式名称は『International Organization for Standardization』といいます。
ISOはダイビングのみではなく、工業分野における最大の標準化機関であり、国際社会で多大な影響を与えています。2007年1月レクリエーショナルダイビングの6基準が承認されました(2014年現在は8基準)。ISOは157ヵ国が参加する国際的な標準規格を策定するための民間の非営利団体であり、本部はスイスのジュネーブにあります。